皆さんこんばんは
水曜担当の林田でございます。
4月16日に起こった熊本地震、本当に怖い思い、不安な思い、悲しい思いを皆さんされたと思います。
今も強い余震が続き、避難生活を強いられる熊本、大分の方々の精神的疲弊ははかり知れません。
その避難所でいま一番問題になっているのは、エコノミークラス症候群というものです。
エコノミークラス症候群とは、別名を静脈血栓塞栓症といい、
下肢や上腕その他の静脈(大腿静脈など)に血栓(凝固した血のかたまり)が生じ、静脈での狭窄・閉塞・炎症が生ずる疾患。
環境要因としては脱水、感染、旅行・長期臥床・手術などによる血流鬱滞がある。
この血栓の全部または一部が千切れ、血流に乗って下大静脈→心臓を通りぬけ、肺へ流れつき、肺動脈が詰まると、肺塞栓症となる。
肺動脈が詰まるとその先の肺胞には血液が流れず、ガス交換ができなくなる。その結果、呼吸困難をきたす。また肺の血管抵抗が上昇して全身の血液循環に支障をきたす。
軽度であれば胸やけや発熱程度で治まるが、最悪の場合は死亡する。
(Wikipediaより一部抜粋)
とて恐ろしい病気ですよね。
それではどういう人に多いのでしょうか?
発症する人は、女性が多く、車中泊をしている、トイレを我慢する、などの特徴がみられることが知られています。
このうち女性が多いのは、トイレを我慢するために水分を十分にとらない人が多いことが、関係しているとも言われています。
また、車中泊については、2日以上の車中泊が危険とされていますが、1泊でも発症することがあり、専門家によりますと、中には数時間で発症したケースもあったということです。このほかに足をけがした人や糖尿病などの基礎疾患のある人、肥満の人などもリスクが高いとされています。
予防策としては、血行を良くするため
散歩やストレッチ、足のマッサージをする。水分をこまめに摂取するなどがあります。
そこで今日はエコノミー症候群に効果的なツボをご紹介させていただきます?
まずは血海(けっかい)というツボです。
膝の皿の内側上から指3本分上にあります。
結構強めに親指を二本重ねてグーっと押していき30回程刺激します。
次は委中(いちゅう)というツボ。
膝の裏の横線の真ん中辺りにあります。
座った状態で押していき、一番痛みが強い所が委中です。
強く押し込むとかえって悪いので、ゆっくり優しく圧を加えます。手のひらで下から上に擦りあげるのもよいです。
もしくはこれらのツボに簡易カイロがあればあててあげると足の血行が良くなります。
ツボを刺激することでリラックス効果も得られます。
少しでも力になれたら。そう思います。
林田でした。